VAIO SX14 を3週間使ってみて

総評

自分のメイン環境をWindows11Pro/VAIO SX14に変更して早3週間。MacBookProとのキーボードの違いなども大分と慣れてきました。ではこの3週間で困ったことはあったか?というと…現状、Web系開発者の私としては、、実はあまりありませんでした。今を遡ること約10年前…iOSアプリ開発にも携わらせていただいていたので半強制的にMacOSに乗り換え。その後、OSの挙動の軽さや開発環境構築のやり易さからMacを使い続けてきました。そして今回の移行…正直もっと「あーMacだったら」なことが多いかと思っていたんですが…正直拍子抜けしたぐらいです。

つまり、今の私の仕事的な観点ではWindowsがMacにほぼ追いついたってことだと思います。ただし、操作感やフォントの見やすさなどの好みの違いは依然としてあります。でも逆に言えば、その好みで選んでいいんじゃない?ってぐらいになってました。WindowsにWindows3.1から触れてきた身としては、、MicroSoftってなんのかんのすげーなーって素直に思いました。

SX14の感想

今回購入したモデルはVAIO SX14 / ALL BLACK EDITION/ 2021モデル でスペックを次のように変更してます

メモリ32GB
ストレージ第四世代 512GB
ディスプレイ4K HDR対応
キーボード隠し刻印 かな無し

使い心地と気になる点

全体的なパフォーマンスについては特に気になるところはありません。4Kディスプレイで表示を200%で利用していますが、かなり綺麗で作業領域を大きく利用できています。旧MacBookProとはスクリーンの表面加工が違うので見え方が当然違いますが個人的にはこちらのほうが目が疲れにくい気がします。

アプリの立ち上げもめちゃ早いですし、ファイルの内部検索の表示などは使っていた 旧MacBookPro より早い気もします。このあたりはWindowsかなり改善してきたんだなーって感じました。

WSL2については今のところ何も言うことないですね。Ubuntu上で動かしてるのと同じなんで、ひっかかるところがなく構築できています。またちょっと調べるとCentOSなどもインストールできる+プロジェクト単位でイメージも変更できるので便利です。

作業復帰時についてもWindows Hello対応のカメラのおかげで開いたらすぐ使えるって状態になってくれてストレスがありません。が、、最初は人感センサー使ってたんですが妙な挙動したので今はOFFにしています。ここはもしかするとまだ不安定かもしれません。

当初キーボードは少し硬い感じがしましたが、これは長い間MacBookProのあんまり押し込めないキーボードに慣れていたからだと思います。慣れてくるとかなり気持ちよく打てるキーボードだと思います。とはいえ大きさとしては14インチの筐体に収まってますので15インチを使っていた人からすると少し狭さを感じるかもしれないです。

少し残念だったのはファンが回りやすく回ると結構な音になるところでした。このため普段はVAIOの設定でパフォーマンスを真ん中にしています。じゃ、パフォーマンス下げると動作が気になるか?というと、、WSL2立ち上げてDockerで実行環境作りつつ、VSCodeとWebブラウザ開きながら開発して、Slack使ってる分には全く気になりません。とはいえSlackやZoomで会議をしているとやはりファンが回り気味になる気もします。動画・画像系を多用して音が嫌いって方はちょっと注意が必要かもです。

あと、デフォルトでカメラの映りがMacに比べると暗い気がするのと音が若干くぐもってる感があるところも頻度は少ないですが気になるところでした。細かいところでは、キーボード面に汚れがつきやすいとことかも改善してほしかったかな。

 

と、、色々書いてみましたがなんのかんのすごく気に入っています。多分VAIOを買う方ほとんど共通だと思うんですが、個人的な好みとして筐体とキーボードのデザインはめっちゃシックで気に入ってます。バックライトがないと見えない刻印とかなんか心くすぐられました。多分4年ぐらいはこのマシンをメインで使っていきたいと思っているのでお手入れをしつつ大事に使っていこうと思います。